優勝は6通りの履き方が楽しめるハイブリッド・パンプス！ 16名の学生が革新的レザーで靴づくりに挑戦 ECCO X ヒコ・みづのジュエリーカレッジ産学協同プロジェクトを実施
北欧発・コンフォートシューズ＆レザーグッズブランド『ECCO』（エコー）は、エコー・ジャパン株式会社として初の試みでもある ヒコ・みづのジュエリーカレッジ シューズコースと協働し、2021年7月から３カ月に及ぶ産学協同プロジェクトを実施し、10月26日に最終プロダクトの発表会を行いました。
ヨーロッパ発・革新的レザーメーカーと日本の学生とのコラボレーション
デンマークに本社を置くECCOは シューズメーカーでありながら レザーメーカー「ECCO LEATHER(エコー レザー)社」もグループに所有する世界でもユニークなシューズブランドです。ECCO LEATHER社はこれまでに存在しない画期的なレザーの数々を生み出す一方で、自社製品のみならず 世界中の名だたるブランドにもレザーを供給するプレミアムレザーメーカーでもあります。
今回の産学協同プロジェクトは レザーメーカーの顔を持ちながら半世紀以上に及ぶシューズブランドでもあるECCOと日本の若い学生が初コラボレーション。「現代日本の若者のライフスタイルに合ったECCO LEATHERを活かしたシューズを提案せよ」の課題に沿って、参加する生徒自身がECCOレザーショウルームにある約300種にのぼるレザーの中から自身のコンセプトに合うレザーを選び、プロダクトデザイン、現物のシューズ製作、最終発表を実施しました。
7月にエコー・ジャパン本社にて実施されたレザーに関するレクチャーから始まり、8月には各学生からのコンセプトの発表、9月初旬にモックアップの発表という過程の中で ECCO社からは随時アドバイスを提供し、最終制作物に使用するECCO LEATHERの提供を行いました。そして10月26日 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ校舎にて最終プレゼンを行い、優勝者が決定しました。
優勝作品は「一足で6通りの履き方が楽しめる」オン・オフにフィットするハイブリッドな一足
デンマークのECCO本社のVP&クリエイティブ ディレクターであるLiam Maher及びオランダのECCO LEATHER社のデザインスタジオ責任者であるChristina Mukakasa、レザーデザイナーの
Marie Burlotもオンラインで審査員として参加した16名の学生によるプレゼンテーションの結果、優勝はロシアからの留学生Tatiana Pershinaさんの一足で6通りの履き方が楽しめる
ハイブリッド・パンプスに決定しました。
一見プレーンなパンプスに見えるこの一足はアンクル部分は取り外しが可能で、表と裏、それぞれに異なるレザーを採用。リバーシブルでの着用が可能ゆえに6通りの履き方が楽しめる、まさに現代を生きる女性のライフスタイルに相応しい作品が選定されました。
ECCOが考える未来のための素材、そして靴づくり
ECCO本社 VP&クリエイティブ ディレクターのLiam Maherさんのコメント
「今回の作品はどれも面白く、創造性と情熱を感じることができました。コロナ禍の制限を乗り越えての物づくりは簡単ではなかったはずですが、才能あふれる若い人たちがECCOのレザーをこんなにも素晴らしい自分らしいクリエイティブな完成品に仕上げてくださったことと、そのひたむきに頑張る姿勢をみて、ECCOシューズとECCOレザーの未来が明るいことを確信しました。」
エコー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 犬塚景子さんのコメント
「創業から半世紀、ECCOは常に起業家精神に富んだブランドでもあり、会社です。靴に合わせて痛さを我慢するのが当たり前だった時代に履き心地と見た目にも優れるシューズづくりを目指したこと、そして快適なシューズづくりのための新しいマシンやテクノロジーの導入、靴の快適な履き心地の要である足の凹凸に沿って成型する独自の一体成型製法、皮をなめす際の水の使用を最小化しながら品質にそん色のないDriTan™レザーの開発など、ECCOは常に時代に沿った新しいイノベーションに挑戦してきました。
そんなECCOの精神を汲んで発足したのが今回のヒコ・みづのジュエリーカレッジの学生さんとのコラボレーションです。日本の未来を担う若い学生さんたちがどのように現代のライフスタイルを翻訳し、我々の革新的レザーを料理するのかは、制作過程から非常にエキサイティングでしたし、最終プレゼンテーションでの作品はどれも一人一人の学生さんと我々のレザーの個性が発揮されていたと思います。ECCOはこれからも才能あふれる若い世代を応援し、皆様の今のライフスタイルに沿ったシューズとレザーグッズを革新的レザーと靴づくりで支えていきたいと考えています。」
【ECCOとは】
ECCOは、スタイルと快適さを兼ね備えた世界をリードするプレミアムシューズブランドです。 ECCOの成功は、優れたフィット感と最高品質のレザーを使用した製品に基づいています。 ECCOは、ECCOレザーのタナリー（皮なめし）工場や靴の製造から卸売りや小売りの活動まで、バリューチェーンのあらゆる側面を所有および管理しています。 ECCOの製品は、約100カ国で2,000を超えるECCOショップと14,000を超える販売拠点から販売されています。 ECCOは家族経営で、1963年にデンマークで設立され、世界中で20,000人以上を雇用しています。
【ECCO LEATHERとは】
レザーの革新を推進する：ECCOレザーは、業界で最も象徴的な現代のデザイナーやブランドの一部のために、非常に進歩的なレザーを開発しています。同社はオランダに主要なタナリー（革なめし）施設を持ち、ヨーロッパ、東南アジア、極東にゴールドスター評価を受けた施設を所有しています。 ECCOレザーの生産ネットワークは、顧客が指定した完成品メーカーとのシームレスなコミュニケーションを確保しながら、増大する顧客のニーズに合わせて拡張された、クリーンで安全かつ柔軟な運用を特徴としています。
イノベーションにおける豊かな伝統を維持するために、ECCOレザーは、デザイナー、バイヤー、生産マネージャー、マーケター、皮革技術者の団結を目的とした、学際的な共同クリエイティブラボを主催しています。これらの毎年恒例の4日間のHOT-SHOPイベントにより、参加者は新しいレザーの方向性を想像し、統合されたチームで作業して新しいレザーのプロトタイプを作成し、サンプリングすることができます。